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誹謗中傷の重要知識

爆サイの書き込みを削除したい・投稿者を特定したい場合の手続

掲示板サイト「爆サイ」には、住所などの個人情報が書き込まれるケースもあり、インターネット上の誹謗中傷から現実での被害に発展することもあります。
したがって、ご自身に関する書き込みはできるだけ早く削除するなどの対応が必要です。

今回は、爆サイへの誹謗中傷に当たる書き込みに対する対応方法について解説します。

1.爆サイの特徴

爆サイに個人に関する書き込みが行われた場合の影響を知るためにも、爆サイの特徴と被害事例について見ていきましょう。

(1) 爆サイとは

爆サイはネット上の匿名掲示板で、正式名称は爆サイ.comです。
2020年には月間で10億PVも記録していたことから、多くの方が利用している人気掲示板サイトであることがわかります。

爆サイは、ニュース、芸能、風俗、動画などのカテゴリーで掲示板が分けられているだけでなく、地域別の掲示板も設けています。特定の地域の掲示板が存在することから、ローカルな話題も多く書き込まれています。

(2) 爆サイの被害事例の特徴

爆サイでは、個人情報が書き込まれてしまったり、個人の悪口や誹謗中傷の書き込みなどが掲示板内で行われていたりすることがあります。

特に、爆サイは地域コミュニティの情報がよく書き込まれることに加え、水商売や風俗などのナイトワークに関するカテゴリーも豊富で、お店で働く女性に関する書き込みも目立ちします。

具体的な問題事例としては、以下のようなものがあげられます。

  • 個人情報(本名、住所、電話番号)が流される
  • 個人、お店の評判(外見、サービスなど)を貶めるような書き込みがある
  • ストーカー被害

ナイトワークに従事している方は、源氏名を使用していることも多く、本名を公開していません。
しかし、ネット等で情報を集め、お店で働いている女性の本名や住所を見つけ出そうとする人は存在します。

爆サイでは、本名や住んでいる場所だけでなく、家族関係なども公開されていることがあります。

また、外見を中傷するような内容の書き込みが行われていることもあります。
お店自体の評判を貶めるような内容もあり、風評被害によってお客さんが減ってしまうこともあり得るでしょう。

爆サイは地域色の強い掲示板があることから、地元の人が利用している可能性は高く、個人情報が公開されることで近くに住んでいることが発覚すると、ストーカー被害にも遭いやすくなります。

爆サイはローカルコミュニティと繋がりやすいことから、嫌がらせの行為がネット上では完結せず、現実の被害が起きやすいという特徴があるのです。

2.自分でできるコメントの削除請求方法

爆サイで個人情報を晒されるなどの被害に遭った方は、まずはご自身でフォームから削除請求をすることができます。

自分で書き込み削除の依頼をする場合は、各スレッドやレスが表示されている一番下の「削除依頼」をクリックして、削除フォームの内容に従い、必要事項を書き込み送信します。

必要事項は、スレッドNo、スレッドタイトル、レス番号(スレッドごと削除したい場合は「0」を入力)、通報区分、名前(任意)、メールアドレスとなります。
また、削除理由も記載する必要があります。

もっとも、削除依頼をした場合にすべての依頼が認められるわけではありません。表現の自由との兼ね合いから、内容に理由があると運営が判断した場合にのみ削除が行われます。
削除を確実にしてもらうためには、削除フォームで記入する「削除理由」の内容が重要となります。

爆サイでは、利用規約に反する書き込みに削除対応をします。つまり、利用規約に反していることを削除理由で示さないといけません。
「不快だ」という理由のみで削除を依頼しても対応してもらえませんので、この点は理解しておきましょう。

爆サイの禁止事項としては、以下の「第3条【禁止事項】」に記載されています。
引用元:爆サイ.com|利用規約

上記の規約の中で特に注目すべきは、以下の3つです。

  • 「他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為(法令で定めたもの及び判例上認められたもの全てを含む)」
  • 「本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載(一般に公開されている情報・公人に関してはこの限りではありません)」
  • 「犯罪予告、自殺への誘引その他他人を威迫・脅迫する旨が看取される内容を含むもの」

削除理由を記載する際は、当該書き込みがこれらのどれに当たるのかを明確にする必要があります。

運営元は多くの削除依頼を受けていることから、削除までは一定の時間がかかります。
公式情報では、依頼内容に理由があれば72時間以内に削除対応を行うことが書かれていますが、1週間程度を目安に考えておくほうが良いでしょう。

なお、すでに書き込みによってさまざまな被害を受けている場合は、投稿者を特定したいという方もいらっしゃるでしょう。
この場合、削除されてしまうと投稿者を特定するために必要な発信者情報開示請求がほぼ不可能になってしまいます。

書き込んだ人間への損害賠償請求を検討している場合は、先に弁護士に相談しましょう。

3.投稿者の特定・損害賠償請求方法

匿名の投稿者を特定して、損害賠償請求をしたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最後に、投稿者の特定方法と請求の流れを説明していきます。

(1) 投稿者特定から損害賠償請求までの流れ

投稿者を特定するためには、開示請求が必要です。
プロバイダ等に個人情報を開示するようにお願い(任意開示請求)することで、被害に遭われた方ご自身で行なうこともできます。

しかし、実情としては任意開示に応じてくれるケースは少ないです。

プロバイダは同様の請求を多く受けていることから、警察からの照会、開示の仮処分命令等が出ているものなどから先に対応します。
また、開示に関する調査に時間がかかってしまったり、「発信者が応じないと開示できない」と言われてしまったりすることもあります。

このような問題があることから、裁判で請求を行なう事例が多くなっています。

裁判で開示請求を行い、投稿者を特定するまでは、以下のような流れで進んでいきます。

  1. 爆サイに「発信者情報開示請求の仮処分」を行う
  2. プロバイダに「発信者情報消去禁止の仮処分」と「発信者情報開示請求訴訟」を行う
  3. 公開された情報をもとに損害賠償請求などを行う

爆サイに対しての任意の開示請求が拒否された場合、裁判を通じて発信者情報開示請求の「仮処分」を請求します。
仮処分命令が出たら、IPアドレス等が判明するため、次はプロバイダに対して発信者情報の開示請求を行います。

プロバイダは長くとも半年程度で発信者情報を削除してしまいますので、消去を防ぐため発信者情報消去禁止の仮処分も同時に行います。

請求が認められたら投稿者の情報が判明しますので、損害賠償請求などを行なっていきます(損害賠償の金額は、書き込みの内容や悪質性によって変わります)。

これらの裁判上の請求は弁護士を通じて行うのが一般的です。

[参考記事] ネットで誹謗中傷した犯人(投稿者)を特定できる?

(2) 開示請求での注意点

開示請求をする場合は、投稿された日からの期間に注意する必要があります。
先にプロバイダの発信者情報の保存期間は長くても半年とお話ししましたが、早い場合は3ヶ月程度です。

爆サイに裁判上の請求を行い開示されるまでは、2〜3週間を要します。できるだけ早い段階で動き出さないと、投稿者を特定することは難しくなってしまうのです。

投稿から1ヶ月〜2ヶ月以内に動き出すのが理想ですが、この期間はあっという間に過ぎ去ってしまいますので、早めの行動が肝心です。

なお、「実際にストーカー被害に遭っている」「家に落書きをされた」などの現実の被害が出ている場合は、警察に相談しましょう。ストーカー禁止法違反や器物損壊罪などで犯人を捜査してくれる可能性があります。

他にも、掲示板上の嫌がらせでは名誉毀損罪や侮辱罪、信用毀損罪、脅迫罪などが成立する可能性がありますので、心配事が大きくなってきたら警察に相談してみるのも1つの方法です。

4.損害賠償請求を考えるなら弁護士へ相談を

爆サイで個人情報を晒されるなどの被害に遭った場合、投稿者を特定して損害賠償請求をすることが可能かもしれません。
しかし、投稿者を特定する場合は弁護士のサポートが必要となります。

お悩みの方は、どうぞお早めにネットの誹謗中傷に強い弁護士にご相談ください。

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