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誹謗中傷の重要知識

「爆サイ」での誹謗中傷被害を相談する弁護士の選び方・弁護士費用

「爆サイ.com」(爆サイ)は、地域ごとに役立つ情報をまとめた総合情報サイトです。

爆サイのサービスの一つである匿名掲示板には、店舗・施設に関する口コミなどをはじめとして、誰でも自由に投稿することができます。
建設的な口コミも多数投稿されている一方で、誹謗中傷の投稿も少なくありません。

爆サイで誹謗中傷の被害を受けた場合、弁護士に依頼して投稿削除や損害賠償を請求することをお勧めいたします。

今回は、爆サイでの誹謗中傷被害を相談する弁護士の選び方や、必要となる弁護士費用などについて解説します。

1.「爆サイ」での誹謗中傷問題について

「爆サイ.com」(爆サイ)では、地域ごとにページが設けられており(北海道版、北関東版、南関東版など)、ユーザーが各地域の情報をまとめて閲覧できるようなサイト設計になっています。

各地域のページに設けられた匿名掲示板には、誰でも投稿することができ、各地域で営業する店舗・施設などへの口コミも多数書き込まれています。

しかし、爆サイの匿名掲示板への投稿の中には、誹謗中傷に該当するものも存在します。
サイト全体の閲覧数の多さから、店舗・施設の売り上げに大きなダメージを与えるケースも少なくありません。

ご自身が経営する店舗・施設について、爆サイの匿名掲示板に誹謗中傷が投稿された場合、運営会社に対して投稿の削除を請求できます。
また、匿名投稿者を発信者情報開示請求等により特定したうえで、損害賠償請求を行うことも可能です。

[参考記事] 爆サイの書き込みを削除したい・投稿者を特定したい場合の手続

ただし、投稿削除や損害賠償を請求するためには、多くのケースで仮処分申立てや訴訟などの法的手続が必要になります。
被害に遭われた方がご自身だけで、これらの法的手続に対応するのは非常に大変です。

そのため、爆サイにおける誹謗中傷被害に対応する際には、弁護士へのご依頼をお勧めいたします。

弁護士にご依頼いただければ、必要な手続の大部分を代行し、投稿削除や損害賠償の請求等をスムーズに進めることにより、迅速な被害回復が期待できます。

2.爆サイでの誹謗中傷被害を相談すべき弁護士の特徴

爆サイでの誹謗中傷被害の回復は、どの弁護士に依頼しても同じというわけではありません。
得意分野・能力・人柄などは、弁護士によって千差万別だからです。

数多くいる弁護士の中で、以下の特徴を備えている弁護士は、爆サイでの誹謗中傷被害を相談するのに適任と言えるでしょう。

(1) 誹謗中傷問題の解決実績が豊富な弁護士

爆サイの運営会社に対する削除請求や、投稿者に対する損害賠償請求には、かなり込み入った手続が必要になります。
そのため、誹謗中傷問題の解決実績が豊富な弁護士に依頼するのが安心です。

誹謗中傷問題の解決実績は、弁護士事務所のホームページなどで確認できます。

具体的な解決事例を掲載している弁護士や、誹謗中傷問題への対応に関する解説記事を公開している弁護士などは、実績豊富である可能性が高いでしょう。

(2) インターネットに詳しい弁護士

誹謗中傷に関する投稿の削除を請求する際には、サイトごとの特性を踏まえて対応すると、スムーズに投稿の削除を実現できる可能性が高まります。
特に、運営会社に対して直接削除依頼を行う場合、各サイトのポリシーを踏まえた対応が重要です。

たとえば、表現の自由を重視して削除依頼には滅多に応じないのか、逆に保守的で削除依頼も比較的通りやすいのかなど、各サイトのポリシーに沿って協議・法的手続を進めていくと、時間を浪費せずに済みます。

このような各サイトへの「土地勘」は、誹謗中傷問題の解決実績によって養われる一方で、そもそもインターネットに詳しいかどうか、興味を持っているかどうかによっても大きく左右されます。

インターネットに詳しい弁護士であれば、対象のサイトに興味を持って深く調査・検討を行い、結果的に誹謗中傷の投稿を迅速に削除できることが期待されます。

(3) レスポンスが速い弁護士

誹謗中傷の投稿を放置すると、風評被害がどんどん拡大してしまいます。
そのため、誹謗中傷投稿への対応は、迅速に行うことが非常に重要なポイントです。

できる限り迅速に投稿の削除を実現するには、依頼した弁護士とのスムーズな連携が必要不可欠です。

質問したら速やかに回答が来る、少なくとも受領確認をしたうえで回答予定日を明示してくれるなど、レスポンスの速い弁護士に依頼すれば安心でしょう。

(4) 親身に相談に乗ってくれる弁護士

誹謗中傷の投稿削除や損害賠償請求を行う中では、個別の事情に応じた対応も必要になります。
また、特に損害賠償請求については、最終的にどの程度の金額を獲得したいかなど、目指すべき解決目標は当事者によって異なります。

具体的な状況に合わせて、ご自身の意向に最大限沿った解決を目指すためには、弁護士と密にコミュニケーションをとることが大切です。

依頼者の立場を慮り、親身になって相談に乗ってくれる弁護士は、誹謗中傷被害について相談した際にも、大いに頼りになるでしょう。

(5) 合理的な費用を提示する弁護士

誹謗中傷対応の弁護士費用は、各弁護士が自由に決めているため、弁護士によって異なります。
そのため、複数の弁護士から見積もりを取得し、合理的な費用を提示した弁護士に依頼するという考え方もあり得るでしょう。

もちろん、弁護士費用が安ければよいというわけではなく、経験・能力・人柄などと併せて総合的に検討したうえで、最も信頼できる弁護士にご依頼ください。

3.爆サイでの誹謗中傷対応を弁護士に依頼する際の費用

爆サイでの誹謗中傷投稿に関する対応を弁護士に依頼する場合、弁護士費用が発生するほか、郵便費用・裁判費用なども必要になります。

ご自身のケースにおいてどの程度の費用が必要になるか、事前に大まかなイメージを持っておくことをお勧めいたします。

(1) 誹謗中傷対応の弁護士費用

当事務所における誹謗中傷対応の弁護士費用は、以下のページをご参照ください。
費用について

初回にご相談いただいた際に、具体的な弁護士費用のお見積りをご提示いたします。

(2) 弁護士費用以外に必要となる費用の例

爆サイでの誹謗中傷投稿への対応に当たっては、弁護士費用のほか、以下の費用が発生する場合があります。

【投稿の削除請求】
①郵便費用(内容証明郵便の送付など)
実費(総額数千円程度)
②仮処分申立て費用(裁判所に納付)
収入印紙・郵券を併せて1万円前後
法務局に供託する担保金として30万円(増減あり)
※担保金は原則として全額取り戻すことができます。

【損害賠償請求】
①郵便費用(内容証明郵便の送付など)
実費(総額数千円程度)
②発信者情報開示の仮処分申立て費用(裁判所に納付)
収入印紙・郵券を併せて、1回当たり1万円前後
法務局に供託する担保金として10万円(増減あり)
※担保金は原則として全額取り戻すことができます。
※爆サイの運営会社・インターネット接続業者の二段階で発信者情報開示の仮処分を申し立てる場合は、2回分の仮処分申立て費用が必要
③訴訟費用
収入印紙の額は請求額によって変動します。郵券は数千円程度です。
(例)
50万円の損害賠償請求:5,000円
100万円の損害賠償請求:1万円
150万円の損害賠償請求:1万3,000円

参考:手数料額早見表|裁判所

4.爆サイに誹謗中傷を書き込まれたら弁護士にご相談ください

ご自身が経営する店舗・施設について、爆サイに誹謗中傷の投稿が行われた場合、対応に迷う方が多いのではないかと思います。
取るに足らない内容であれば放置しても構いませんが、店舗・施設の評判に深刻な影響を与えるものであれば、早急に対処することが必要です。

弁護士にご相談いただければ、誹謗中傷投稿の削除に向けて、爆サイの運営会社との交渉や裁判手続を迅速に進めて参ります。
また、匿名投稿者の特定や損害賠償請求についても、投稿削除に関する対応と一括して代行いたしますので、安心してご依頼いただけます。

爆サイの匿名掲示板において、ご自身の店舗・施設に関する誹謗中傷の投稿を発見した場合には、お早めに弁護士までご相談ください。

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